インターネットより初受注のオーナー様インタビュー-1

投稿時間 : 2010年05月07日 08:00

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竣工直後のアパートの前で
前列左から オーナー 様ご夫妻(鈑金工場経営)、
後列左から長男ご夫妻(都内インターネット関連会社勤務)と次男(鈑金工場共同経営)

最近、インターネットを通じてお問い合わせをいただくことも多くなりました。実際にお仕事をご依頼いただくことも少しずつ増えてきています。

今回は、昨年インターネットでのお問い合わせから、はじめてアパート建築を受注させていただいたオーナー様のインタビューをお届けしたいと思います。

当初から担当していたのは弊社役員の鶴山です。先日、アパートの完成引き渡しの際に、鶴山が改めてオーナー様のところへお伺いしました。ご家族の皆様とご一緒にお話をお伺いしてきましたので、その様子をご紹介いたします。

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鶴山 泰隆(アミックス取締役)
こんにちは。アミックス営業部の鶴山です。

今回は、東京都国立市にお住まいのオーナー様をご紹介いたします。

オーナーのM様は、国立市内で数十年前から携帯電話など、精密機器の鈑金工場を営んでいらっしゃいます。工場の移転にともない、空いた土地の活用として賃貸アパート建築をご依頼いただきました。

M様は弊社ホームページからのお問い合わせで、アパート建築を受注させていただいたはじめてのお客様。担当した私も大変嬉しく思いました。

物件は今年3月下旬に無事完成しました。竣工を機に、ご家族の皆様にアパート建築に至るまでの経緯をお伺いしましたので、4回に分けてご紹介したいと思います。

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※インタビューには、オーナー様ご家族と鶴山、インタビュアーとして末永の著書(「少子化時代に成功する賃貸経営は、東京圏・単身者・アパートしかないんです!」)の出版社社員が参加しています。

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—-(インタビュアー)アパート完成おめでとうございます。今日は、このアパートが建築にいたるまでの経緯について、ざっくばらんにお話をお伺いしたいと思います。鶴山さん、オーナー様からアミックスにはじめて問い合わせがあったのは、昨年ですか。

鶴山  そうですね。5月だったと思います。

M様 実はもう5年ほど前から、アパートを建てようかという話はあったんです。

 —-そうだったんですか。5年前の経緯を教えていただけますか。


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M様  もともとここにはうちの工場があったんですけど、平成元年にあきる野市へ移転したんですよ。ただ、新しい工場は事務所スペースが狭くて、結局ここも一部使っていたんです。

でも、フル稼働している訳じゃないから、建物がどんどんさびれた感じになっちゃってね。

そうしたら、5年くらい前、ハウスメーカーさんが2社ほど営業にいらっしゃるようになったんです。「工場を壊して、賃貸アパートにしたほうがいいですよ」って。それほど乗り気だったわけじゃないけれど、話は聞いていました。

鶴山  うちよりもずっと大手さんですね(笑)。

 

 —-どんなお話をされていたんですか。

M様  そのときは、一部事務所スペースを残して3階建のアパートを建てるという計画で、事業計画書や見積もりを出してくれました。建築費用は1億円弱でしたね。

 

 —-それはちょっと高額ですね。

M様  そうですね。それで、古くからお付き合いのある地元の信用金庫さんに、アパート建築ならいくらまで融資してくれるのか聞いてみたんです。そしたら1億円までなら貸してくれるというんです。

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鶴山  すぐに1億円の融資がOKになるとはすごい。

M様  うちはずっと会社でお付き合いをしていましたから、会社の与信枠ということなんでしょう。でも信金さんは、「1億円の予算があるなら、ここでアパート経営するよりも都心部で不動産投資をしたほうがいいですよ」っていうんです。

 

 —-5年前というと、不動産投資が好調だった頃ですね。


M様
  そうです。でも、どちらも、私自身がどうしてもやりたいわけでもなかったので、結局そのままになったんです。

 

 —-それが、昨年になって急に話がすすんだのは何故でしょうか。


M様
  昨年、A社さんが営業に来られるようになってからです。

鶴山  軽量鉄骨で有名なハウスメーカーさんですね。

M様  A社さんにも一度は断ったんですが、熱心というかちょっと強引というか(笑)。何度もいらっしゃって、話をすすめたがるんです。

 

 —-それはいつ頃でしょう。

M様  アミックスさんに相談する3ヵ月ほど前のことです。

 

 —-ということは、A社さんがいらっしゃったことがきっかけで、本格的にアパート建築をお考えになったということでしょうか。

M様  その頃、国立にひとり残っていた従業員さんが定年退職することになったんですよ。そうなると、もう国立の工場は壊した方がいいのかなと思いまして。A社さんがきたからというわけではなく、ちょうど時期がよかったということですね。

 

 —-A社さんとは何度もお会いになったのですか。

M様  特に頼んではいないんですが(笑)、よくいらっしゃってました。建築の見積もりや事業計画書もいただいたし、工場見学にも連れて行ってもらいました。

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奥様 そうなんです。なんだか主人がA社さんに押し切られてしまいそうで、横で見ていてハラハラしていました。

(その2につづく)

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