テナントリテンションへの取り組み~快適な居住空間づくり(騒音の抑制)

投稿時間 : 2016年02月26日 16:51

アミックスでは、さまざまな「テナントリテンション」(=入居者の方に長く住んでもらうためのアイデアやサービス)を企画・推進しています。

今回は、快適な居住空間づくりのため、上下階・隣室からの生活音を軽減する取り組みをご紹介いたします。担当は江戸川営業部の中町です。

DSC_7081_s

————————————————–

こんにちは。江戸川営業部 中町です。

今回竣工した江戸川区内のアパートにおいて、イイダ産業様のご協力をいただき、一部の部屋に上下階や隣室の生活音や振動を軽減する対策を試験的に施工しました。入居前の居室で効果の体感会を開催しましたので、その様子をお伝えします。

隣室や上下階から音が漏れ伝わる場合、発生源の音だけではなく、建物の構造材を通じて伝わる振動から発生する音もひとつの要因になっています。

イイダ産業様が製造・販売している「界壁制振材」は、その振動の伝達を抑制する効果があります。

2016-02-17-10.51.48_s
2016-02-17-10.52.17_s

さらに、今回の工事では、制振材の活用に加え、音が伝わりにくくなる壁構造も採用しています。

では実際どれくらいの効果があるのでしょうか?

音の響きの違いを確認するため、隣室でややボリュームを上げて音楽をかけたり、大きめの声での通話をシミュレーションしてみます。

DSC_7129_s

工事を行った部屋と、通常の部屋とで同じ大きさの音を聞き比べてみると、音の軽減がはっきりとわかります。

DSC_7105_s

同じように上下階でも試してみます。

2階の部屋で普通に歩いたあと、意図的に大きく踏みながら歩き回ります。

DSC_7143_s

やはり、聞き比べてみると、2階から伝わる生活音や振動が小さくなっています。

人の感覚だけではなく、機材を使って部屋のあちこちで実際の音の大きさも測定しています。数値からも音の軽減がわかりました。

DSC_7169_s

今回の工事では、2階の床部分(フローリング下)に2mm厚の遮音マットと2mm厚のクッション材を敷き詰め、左右の壁には0.5mmの制振材をはさみこむ形で施工しています。

制振材の活用で、高い効果を得ることが確認できました。オーナー様や入居者の方のご意見も参考に、他物件でもご提案していけたらと思います。

今回は生活音への対策ですが、今後もテナントリテンションにつながるさまざまなプランを企画・検討してまいります。

プロフィール

末永 照雄 〈 Teruo Suenaga 〉

株式会社アミックス 代表取締役 社長
昭和31年8月2日生まれ
上智大学卒業後、アミックスを設立。
趣味はジョギングと水泳。

公益財団法人 日本賃貸住宅管理協会 会長
全国賃貸管理ビジネス協会 理事
suenagateruo@amix.co.jp